働く女性が増えて

晩婚化が進み

出産も遅くなってきています。

 

リミットはあるけれど

何歳になっても 女性として

妊娠・出産

という夢がなくなるわけではありません。

 

35歳を過ぎて

高齢出産と言われる年齢になっても

 

いつかは私だって

結婚して妊娠・出産したい

 

と思う人は少なくはないでしょう。

 

実際

40歳を過ぎて妊娠・出産している人も

数多くいます。

 

しかし

35歳を過ぎると気になるのが

出生前診断。

 

将来産まれてくる子どものため

そして、自分のため

出生前診断はやるべきか否か

出生前診断のメリット・デメリットについて

調べてみました。

 

 

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出生前診断の年齢とデメリット

出生前診断とは

ダウン症などの染色体異常があるかどうか

を調べるために行う検査のことです。

 

一般的に

35歳を過ぎて妊娠した場合

赤ちゃんに染色体異常が起こりやすくなる

と言われています。

 

そのため、原則として

出生前診断は

35歳以上の妊婦を対象

としてきました。

 

しかし

2013年10月に導入された

新型出生前診断では

年齢制限が取り払われ

 

しかも

検査費用も大幅に安くなったのです。

 

そのため

導入開始から多くの人が受けるようになり

出生前診断に対する関心度が高まる一方で

さまざまな賛否両論が言われるようになりました。

 

この出生前診断に寄せられる賛否両論の根幹には

出生前診断が持つさまざまなメリット、デメリットがあります。

 

そこで

どんなメリット、デメリットがあるのか

具体的にみていきましょう。

 

 

まず

一番よく言われるデメリットとして

胎児に異常があったから、人工中絶を行う

ということに対する非難があげられます。

 

検査の結果によって人工中絶を選ぶ人がいても

そのことを他人が無責任に責めることはできません。

 

近年の日本社会では

地域などによる子育て支援が

充実してきているようにも見えますが

 

現実としてまだまだ

子育てをお母さん1人で抱え込んでしまう

というケースが多く見られます。

 

こういった環境の中で

お母さん自身が育てられない

と判断したとしても

それは誰かに責められるようなことではないと思います。

 

人工中絶を選択するまでの

お母さんの気持ちに共感することはできても

実感することはできませんからね。

 

しかし、人工中絶を選択することで

大切な一つの命がなくなってしまうことも事実です。

 

この世に生まれた命

生きるために生まれた命が

障害を持っている可能性がある

というだけで

この世に赤ん坊として生まれてくることを許されない。

 

これは今生きている人の勝手

と言われても仕方がないようにも思えます。

 

実際に長い不妊治療を経て授かった命でも

出生前診断の結果によって

人工中絶を選択する人もいるぐらいですから。

 

 

出生前診断は、命の重さを

改めて考えさせられる問題でもあります。

 

次に

2つ目のデメリットとして

検査を受けることにより、余計な心配が増える

ということがあります。

 

検査によっては 結果が出るまでに

時間がかかるものもあります。

 

ただでさえ 精神状態が不安定になりやすい妊娠中です。

楽観視できない検査結果を待つ という時間は

これからお母さんになろうという人に 

とてもいい影響を与えるとは思えません。

 

 

さらに

3つ目のデメリットとして

検査によって、流産のリスクがある ということもあります。

 

出生前診断には

超音波などによる画像診断や血液検査

のような簡易な検査から

羊水や絨毛・臍帯を調べる検査まで

 

さまざまな検査方法があります。

 

羊水や絨毛・臍帯を調べる検査となると

直接、赤ちゃんに関わる部分から細胞を取る必要があるため

流産の危険性があります。

 

それなら

簡易検査だけでいいわ

 

とは思えないのが出生前診断です。

 

それは

もし、簡易検査で異常が見つかれば

羊水や絨毛・臍帯を調べる検査へ

と進まざるを得なくなるからです。

 

また

誤解してはいけないこととして

出生前診断は

あらゆる胎児異常を発見できる検査ではない ということです。

 

出生前診断でわかるのは

  • ダウン症
  • エドワーズ症
  • バトゥー症

などの染色体異常だけです。

 

そのため出生前診断で

病気を持っている可能性は低い

という結果が出たとしても

 

赤ちゃんが

まったく何も障害を持たずに生まれてくる

ということを保証するわけではありません。

 

実際に

出生前診断では病気を持っている可能性が低い

と診断されて出産したけれど

 

生まれてきた赤ちゃんは弱視だった

自閉症だったなどのようなケースもあるのです。

 

 


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出生前診断のメリット

デメリットばかりを気にしていると

出生前診断はしない方が良い検査

という印象を受けてしまいますが

 

出生前診断にもメリットはあります。

 

メリットの1つ目は心の負担を軽くできる

ということです。

 

出生前診断を受ける人の多くは

これから生まれてくる赤ちゃんの健康に対して

不安を抱えています。

 

そのため

診断結果によって病気の可能性が極めて低い

とわかると安心することができます。

 

妊娠中は

自分自身の体調管理や赤ちゃんの育ち具合

さらには実際に出産するときのことや

赤ちゃんが産まれてからのことなど

 

心配ごとはたくさんあります。

 

そのため出生前診断で

1つでも心配事を減らせるのであれば

それは大きなメリット

と言えるかもしれません。

 

 

2つ目のメリット

生まれてくる子どもに対して、準備をすることができる

ということです。

 

日本では出生前診断で

何らかの病気を持っている可能性がある

という結果が出た場合

人工中絶を選ぶ人が多いようですが

 

中には障害を持っている子が産まれてくる

とわかっても

その子とともに生きていこう

と決心する人もいます。

 

 

そうした人たちにとっては

出生前診断を行うことで

 

障害を持つ子どもの子育てが

実際に始まる前にその障害について

調べたり理解したりする時間を

持つことができるようになります。

 

そして

事前に調べることで

障害を持つ子を育てていくことや

その環境に対する事前準備をすることができます。

 

どんな場合であれ

子育てを始める前に準備ができるということは

これから子育てをする人にとって

大きなメリットとなります。

 

 

そして

3つ目のメリットとして

治療可能な先天異常を早期に発見し、対応できる

ということがあります。

 

障害の中には治療可能なものもあり

また、治療の中には障害を持つ子が

社会に適応できるようになる

を目的に行うものもあります。

 

1歳前後の発達の遅れに気づいて

治療を始めたり

小学校の担任の先生に指摘されて

治療を始めたり治療の開始時期は

人によってさまざまですが

 

この治療は子どもの社会的能力に影響するため

治療の開始は早いに越したことはありません。

 

そのため

出生前診断を受けることにより

生まれる前に障害について調べる時間を持つことができる

ということは

 

子どもにとっても

大きなメリットとなります。

 

出生前診断に関しては

こちらの記事も是非ご覧ください。

出生前診断の種類・内容・費用を知ろう!一人で迷う前に・・・

 

まとめ

 

私は

4人とも35歳未満で出産したため

出生前診断について考える機会はありませんでした。

 

しかし

出産回数や出産年齢が上がるにつれて

もし、この子が

なんらかの病気を持って生まれてきたら・・・

という不安が増していたことは確かです。

 

でも

 

私もそうでしたが

障害を持って生まれてきたら、大変と思っていても

子どもが障害を持って生まれてきたら

何が大変なのかについてはあまり知らない

ということが多いのではないでしょうか?

 

出生前診断で悩む前に

障害について知ってくださいと言われています。

 

障害に対する認識の中には

誤った情報が加えられていることもあります。

知らない、わからない、想像がつかない

ことから発生する不安だけで判断するのではなく

 

障害について知り出生前診断や

そのメリット、デメリットについてよく知ったうえで

後悔のない選択をしてほしいと思います。

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